アコギで簡単に弾ける楽曲8選
さて、今回はアコギ初心者の方向けに、バレーコードが弾けなくても気軽に弾ける楽曲を紹介していきたいと思います。mr.childrenの楽曲から4曲、その他のアーティストから4曲紹介させていただきます。
昨年からのコロナ禍において、自宅で一人でも楽しめるギターを始めた方が増えたのだとよく聞きます。私自身も昨年の五月よりこの状況に後押しされる形でアコーステックギターを始めました。
やはり物事が持続するかどうかには、モチベーションの維持が関わっているように感じます。モチベーションは人によりさまざまであるとは思いますが、自分の場合は好きな楽曲をひたすら練習することでコードを体で覚えていきました。しかし身の丈に合わないレベルの曲を弾いていても楽しくありませんよね。
大丈夫です、簡単なコードで構成された曲も多々あります。
ちなみに筆者はほぼすべての曲をU-FRETのコードを参考にして弾いています。
なお、今回紹介させていただく楽曲は、カポタストを使うことを前提としていることを最初にお断りしておきます。
↑これがカポタストです。
(因みにmr.childrenのvo.桜井和寿さん愛用のカイザー製カポタストです。)
~mr.children編~
①Love is Blindness(カポタストなし)
シングル「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」のカップリング曲であり、全国tourでもほとんど演奏されたことがないほどにマイナーな曲ではありますが、初心者の方でも気軽に取り組める楽曲です。なんといってもあのFコードを含めた、バレーコードが一切使われていません!
②ALIVE(カポタストなし)
アルバム「BOLERO」に収録されたこの楽曲は、サビになるとFコードが多用されています。しかし、Fコードには簡略化した形が存在します。その簡略コードを駆使すれば、初心者の方でも太刀打ちできるでしょう。
何よりこの楽曲はコードチェンジがしやすいです。サビの疾走感も必聴です。
<Fコードの簡略コード>
人差し指で1フレットの一弦と二弦を、中指と小指、薬指はFコードと同じフォームです。要は、バレーコードと呼ばれる、1フレットすべての弦を抑える抑え方ではなく、その一部だけを抑える、これが簡略コードです。そこまで音色は変わらないのでバレーコードが苦手な方はこのコードを積極的に代用しましょう!
③surrender(カポタストなし)
こちらの楽曲もアルバム「Q」に収録された少しマイナーな曲ではありますが、Fコードの登場が二回あるぐらいで、全体としては基本的なコードで構成されています。
カッティングという技術を桜井さんは多用していますが、使わなくても十分原曲の雰囲気は再現できます。
④花-Mémento-Mori-(5カポ)
まず5カポとは、5フレットにカポタストをはめることを意味しています。
こちらはシングル曲である代わりに、少しコードチェンジが難しいです。また登場するコード数も比較的多いです。何よりストロークに苦戦する方がおられるかもしれないです。しかし、シングル曲の中では比較的取り組みやすい楽曲なのでぜひ挑戦してみてください。
~その他のアーティスト編~
スピッツの楽曲では、チェリーが入門用の曲だとよく言われます。しかし初めて一か月ごろの私にとっては、個人的にはですがこの曲のほうが弾きやすかったです。
なぜなら登場するコードこそチェリーよりも多いのですが、bpmがゆったりとしているためにより弾きやすいのです。
この曲のFコードも簡略コードで弾いてしまいましょう!
②わたがし/back number(カポタストなし)
登場するコードは比較的多い楽曲です。しかし曲のテンポやストロークが一定なので、左手の練習さえすれば、早い段階である程度形にすることができます。
他の曲でも多用されるコードが多いので、弾いていくうちに覚えればほかの曲にも取り組みやすくなります。
③ノーダウト/official髭男dism(2カポ)
この曲も、何度かはFコードが出てきはしますが、前述した簡略コードを使えばそこまで難しくはないでしょう。
テンポが多少早い曲なのではじめのうちはゆっくりと左手の運指をすることから始めましょう。
④SUMMER SONG/YUI(1カポ)
Fコードは二度しか出てこず、使用されたコード数もとても少ない楽曲です。にも関わらずアコギのストロークだけで原曲の雰囲気が十分出ます。私自身もギター初めて一か月以内にこの曲に挑戦し始めました。
バレーコードが弾けないからと挫折してしまうのは非常にもったいないです!ギターを弾く時の姿勢や力の入れ具合を学んでいけば、そのうちバレーコードも弾きやすくなっていきます。是非これらの楽曲でギターと仲良くなり、いつかバレーコードにも挑戦してみてください!