mr-novelist’s diary

文学と音楽の融合

HSP気質の人に勧める5つの習慣

 今日は、HSP気質と上手に付き合っていくために普段自分が意識している5つの習慣についてお話させていただきたいです。セルフコントロール、自己マネジメントですね。HSP気質を持て余しており困っている方や、パートナーの方がHSPの気質があり、もっと詳しく知りたい方の参考になればと思います。

 最近日本でも急激に広まっているこの概念。HSPとは、『Highly Sensitive Person』 の略語です。直訳だと、『とっても繊細な人たち』。あらゆるメディアで目に触れる機会も増えているような気がします。実は日本人の五人に一人はHSP気質であるだとか。身近にHSP気質の人がいる、あるいは今この文章を読んでくださっているあなた自身がHSP気質を持つ方である方である可能性はとても高いですね。

 おおまかに説明すると、HSPとは五感だけでなく相手の感情にも敏感で察することができる一方で、その影響を受けやすい人の気質です。程度は人それぞれですが、僕の場合たいていの相手の感情や疲れ具合がわかります。

 

 ①一人の時間を大切にする。

 僕らHSP気質の人にとって一番大切なのは、一人の時間を意識して作ることです。長いこと人と時間を過ごしていると、大なり小なり誰しも疲れてしまうとは思います。その中でも相手の感情が手に取るようにわかってしまい、影響を受けてしまうHSPにとっては一人の時間を設けることが必要不可欠です。

 例えば、外出先ならトイレにこもるでもいいですし、家にいるなら自室にこもるでもいいです。とにかく自分の感情が分からなくなってきた時には、一人でいる時間をつくるべきサインだと思います。

 

②心地よいと感じる空間を演出する

 HSPは五感が人より敏感であることより、感受性も豊かです。疲れやすい分、回復するとエネルギー量もすさまじい様に感じます。さてそのヒーリングに関してですが、とにかく自分が心地よいと思う空間を作っていくとよいでしょう。アロマデューサーや本、音楽など、とにかく自分の心が安らぎかつ、過去でも未来でもなく今に集中できる時間が必要です。

 もちろん個人差はあると思いますが、ペットを飼うことも一つの有効な方法です。僕の場合はうさぎがリラックスしてるその影響を受けて、日々一緒にくつろぐことができています。

 

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③受け取る情報量を減らす

 前述したように、五感が人よりも敏感なために、HSPは受け取る情報量が自ずとより多くなります。よって意識して受け取る情報量を減らすよう心掛けるのも一つの方法でしょう。

 例えばノイズキャンセリングイヤホンをして外部の音媒体を遮断するのも一つです。私はSONYの1000wm-3を使っています。イヤホンを使うようになってから、苦手だった人の多い場所にも行けるようになりました。まあ今現在はコロナ禍においては人ごみに行く必要もなければ推奨もされない、HSP気質の人にとっては追い風の状況なのですが

他にも目が悪い方であれば眼鏡やコンタクトを外して過ごすとか、部屋の明かりを消して過ごしてみる、なども一つの方法としてあるでしょう。SNSを利用しない時間を作ることもよい方法だと思います。

 

④客観視、俯瞰する思考方法を身につけていく

 何かと一つの物事に関して悶々と考え続けてしまうのもhspの一つの特徴として挙げられます。よって思考のコントロールをすることが有効でしょう。

 例えば一緒にいる相手の機嫌が悪くなってしまったとします。HSPはすぐに感じ取るなり、自分が何か悪いことをしたのだろうかと自責の念にかられてしまいます。「自分の言葉に傷ついたのだろうか。」

 しかしたいていの場合取り越し苦労に終わります。相手の人は、ただただ疲れているだけかもしれませんし、何か心配事があるのかもしれません。

 つまり、状況を俯瞰できる思考をだんだん身につけていくのです。

 

⑤時には人の頼みを断る

 これは後天的に身につく、いわゆる環境要因に起因すると思うのですが、hspは人の頼みを自分の都合に関係なくついつい引き受けてしまいます。相手の表情の変化に機敏であったり、場の雰囲気に敏感だからこそ、断ることで悪くしたくない、といった考えであったり……。このような経験の積み重ねがこのような特徴を形成するのではないでしょうか。

 意識的に断る練習をしてみましょう。

 

 HSPは思考が深いことにより、行動の質が高かったり、共感能力が高かったりと、長所もたくさんあります。その長所を慈しむためにも、己を知り自己肯定感を高めることがまずHSPには必要不可欠なように感じます。

 HSPについての理解を深めることも大事ですが、一番大切なのは自分自身を知るために、自分を構成する要素の一つとしてHSPがある、という認識の元理解を深めることなのかなと個人的には感じます。

 ご覧いただきありがとうございました。